2時間で足が速くなる! 日本記録を量産する新走法 ポン・ピュン・ランの秘密」
(著者:川本 和久)

レビュー

いまや「権威」となっている方法論に対してやや批判めいたことを言わせてもらいます。

わたしが『正しく効率のよい歩き方 走り方』のマニュアルを公開しようとしていたちょうど同じ時期に、「ポン・ピュン・ラン」がマスコミに注目されはじめました。その内容を確認し、もし「ポン・ピュン・ラン」のメソッドのほうがわたしのノウハウより効率的で理にかなっている(もしくはわたしのノウハウと同じ)ならば、マニュアルの公開は取り止めようと思っていました(公開しても意味がないですから)。

しかし「ポン・ピュン・ラン」は、走り方について試行錯誤していたわたしがかつて通ってきた「場所」でした。しかも、それをもっとややこしく「体系づけて」います。「ポン・ピュン・ラン」で日本記録を出した選手は、この走り方でなければもっといい記録が出せると思います。

某有名一流アスリートの動きをヒントに確立したということですが、これこそ「一流の選手はこういう動きをしている」という
観察結果をもとに、それをそのまま「再現」しようとした「走法」だと思います。ですから、まったく走りがナッチャイナイ人が「動き作り」として取り入れると、効果の得られることもあるかもしれません。

一方、わたしの提唱する「スタスタ走り」をすれば、表面上は「ポン・ピュン・ラン」に見えると思います(一流選手と同じ「方向性」の動きなのですから)。


でも、わたしは「ポン」も「ピュン」も意識しているわけではないのです。それこそが肝腎な点なのです。


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