「日本人の足を速くする」
(著者:為末 大)

レビュー

「一流選手」の書いた教本の典型かもしれません。

すでに正しく走っていて、すでにある程度の記録を出している選手が、あとコンマ何秒を縮めるためにどうすればよいかのヒントは書かれています(しかも技術論というよりは「考え方」「態度」についてです)。

しかし、そもそもの「走り方」が分っていない人が「正しい走り方」を求めた場合は、ほとんど参考にならないと思います。

いや、たしかに開巻早々、ちょっとだけ「基本技術」にも触れています。
でも、その「技術」を適切に「説明」できているとはいえません。

走る際は「Aのように」足をさばくべき、ということを為末さんはもちろん「感覚としては」知っているはずです。しかし「Aのように」と言語化して説明してしまうと真実から遠ざかる。だから仕方なく「Bのように」と説いている。読者がそれを真に受けて「Bのように」足をさばいてしまうと、きっと迷路に陥るでしょう。もちろん、為末さんのように速く走ることもできません。

脚を「どう動かすか」を説明するのは、それほど難しいことなのです。

※わたしの言っていることが正しいかどうか、確かめたい方はこちらから購入!

   ↓





リンク集ページへ戻る

 正しく効率のよい歩き方・走り方を追究する すたすたネット
お問い合わせはこちらから  

Copyright(c)2008-2011 sutasuta.net All rights reserved.